赤ちゃんの歯磨きに使う歯ブラシの種類と選び方
赤ちゃんのうちからしっかりと口腔内のケアができるかどうかということが、その後の歯の健康状態に大きな影響を及ぼすといえます。
そのため小さいうちからしっかりと歯磨きの習慣をつけることが大切です。
まだまだ大人の仕上げ磨きが必要な時期であるため、まずは楽しく、自分から取り組める習慣を身につけられるとよいでしょう。
そのためにはまずは歯ブラシ選びが重要になります。
子供用の歯ブラシの種類
赤ちゃんが使う歯ブラシの種類としては、さまざまなものが販売されています。
まずは乳歯の生え始める時期に使えるものとしては、先端を噛むだけで歯磨き効果が得られるものも存在します。
これは口に入れる習慣を自然とつけられるため、歯ブラシのくわえ方を覚えさせたいという時におすすめの商品です。
歯ブラシに抵抗がある赤ちゃんにもぴったりだといえます。
おもちゃのような形のものも多いので、楽しみながら口腔内のケアができるということは、大きな魅力といえます。
そしてグリップ部分がリング状になっているものも存在しています。
リング状になっているため、生後半年ほどでも、しっかりと握りしめることができるでしょう。
また喉へ突き刺してしまうことも予防することができます。
360度がブラシの状態になっているため、口に入れれば必ずブラシが歯にあたる特徴の歯ブラシもあります。
超極細毛を使用しているので、口の中や柔らかい歯を傷つけることもないでしょう。
そして前歯の生え始める1歳ごろからは、徐々に本格的な歯磨きをすることになるでしょう。
まだまだ親の仕上げ磨きが必要ですが、赤ちゃんでもある程度しっかりと磨けるような商品を選ぶと良いでしょう。
3ステップに分かれた歯ブラシのセットも販売されています。
最初の歯が生えてきたら1番目、前歯が生えてきたら2番目、奥歯が生えてきたら3番目という流れでセットになっているため、歯の状態に合わせて使用するものを選ぶことができます。
歯ブラシの選び方のおすすめは?
このようにたくさんの種類がありますが、実際に選ぶとなると、どのように選んでよいかわからないという人が多いでしょう。
選び方の一つ目として、まずはできるだけ毛が柔らかいものを選びましょう。
まだ歯が柔らかい時期であるため、かたいものを使用してしまうと、表面を傷付ける可能性もあります。
また毛がかたいものや長すぎるものを使うと、口の中に入れた時に異物感を感じ、歯磨きが嫌になってしまう可能性も考えられます。
次にクリップが握りやすいものを選びましょう。
大人用の歯ブラシでは、柄が長く、しっかりと持つことができません。
またブラシが喉に刺さってしまう可能性も考えられます。
小さな手でもしっかりと持てるような、握りやすいものを選ぶようにしましょう。
そして赤ちゃんの歯は非常に小さく、ヘッドは小さくなければ、しっかりと歯にあてることができません。
専用のものを使うことはもちろんですが、仕上げ磨きの際に使うものも適切なものを使うようにしましょう。
そして歯磨きを好きになる方法の一つに、好きなキャラクターのものを選ぶという方法もあります。
好きなキャラクターが付いていることで、それだけで歯磨きする時間が楽しくなることでしょう。
このように様々な選び方がありますが、仕上げ磨きに使うものを選ぶときにも、適切なものを選ぶことが大切です。
赤ちゃんが自分で使うものを選ぶときには、毛が柔らかいものを選んだほうがよいですが、仕上げ磨きの際には、普通のかたさのブラシを選ぶようにしましょう。
柔らかすぎると、汚れをしっかりと落とすことができず、反対にかたすぎると、柔らかい歯や口腔内を傷つけてしまう可能性もあります。
仕上げ磨きの際には柄が少し長めだと、口の奥まで無理なく磨くことができるでしょう。