歯磨きを嫌がる子供に、経験者からの有効なやり方3選
子供が歯磨きを嫌がるには色々理由があります。
歯磨きを嫌がる子供に歯磨きを楽しくできるようになってもらうための経験者がおすすめするやり方をご紹介します。
歯磨き後にも食べれるラムネを用意しておく
1歳に満たない子供は大人に比べて経験値が圧倒的に少ないので、親が無意識に問題が無いと判断できている事柄でも子供達にとっては恐怖の対象になり、特に歯磨きで使用する歯ブラシは無数の毛が付いている上に、細長いという点が大変恐ろしく感じるものです。
そうした恐怖の対象の歯ブラシを単独で好きになってもらうのは困難なので、行えば良い思いをする事ができるという気持ちを植え付けてあげる事が先決です。
良いのは本能に訴えられる物になるのでやはり美味しい食べ物という事になりますが、せっかく苦労して歯磨きをさせたのに甘い物を食べるのは骨の折れる作業が無意味になってしまいます。
そこで現在販売されていて子育て世代に重宝されているのが、歯磨きを終えた後にも食べる事ができるラムネであり、親世代にとっても懐かしいお菓子です。
ただし従来品とは異なる点は砂糖やブドウ糖を使用しているわけではなく、キシリトールを採用している様子なので、口にするほど虫歯菌が減らせるという画期的な仕組みです。
キシリトール100パーセントの物ならお砂糖が使われて居ないので歯磨き後にも食べさせる事が出来ます、「歯磨き頑張ったらあげるから頑張ろうね」とご褒美を用意してみましょう。
歯磨きの絵本を読み聞かせる
子供の口に歯ブラシを入れようとしてもお口を開けてくれなかったり、泣いてしまう場合無理して続けてしまうとトラウマになってしまい、成長しても歯磨きをしない人に育ってしまいます。
そこで、自然にブラッシングを行う大切さを知ってもらうためには絵本の読み聞かせを行いながら磨いたり、始める前に読み聞かせて気持ちを高めてあげると良いでしょう。
難しくなく遊びながら大切さを理解してもらえる絵本として挙げられるのが歯科医に毎日続々と像やライオン、うさぎやワニといった動物達が受診に訪れるという物語です。
可愛らしいタッチと配色である上に描写がシンプルなので子供達にもわかりやすくなっていますし、途中段階には虫歯になると痛い思いをするという現実もしっかりと描かれていて、親が伝えたい事を代弁してくれています。
しかも怖がらせるだけではなく健康な歯をキープし続けられると、ご飯が美味しくなるというようにメリットも教えてもらう事ができます。
他にもいくつかおすすめの絵本を紹介しておきます。
これらの本は歯磨きを遊びに変えてしまう絵本です、まだ色々な事が分からない時期には有効です。
この本を読んだら次は「○○ちゃんの番だ~」と言って絵本を読んだら歯磨きという習慣を付ければ自分から進んでやってくれるようになります。
歯磨きが嫌なのが何故なのかを見極める
痛いから、動けないから、親が怖い顔をするから、これらどれか、または全てが当てはまって嫌がる可能性が高いです。
痛いから嫌
歯が生え始めている部分は擦ると痛いのでちゃんと見てあげましょう。
前歯の唇と歯茎が繋がっている所を引っ張られて痛い事もあるので、前歯を磨く時は指を当てて引っ張らない様に気をつけてあげましょう。
動けないから嫌
ジッとするのが苦手な年齢、顔は動かしたら困るので足だけは自由に動かさせてあげましょう。
蹴られるのも度々ですが、足をママのおデコにピッタンコ、と言う風に遊びながらやってみると笑って口を開けてくれますよ。
親が怖い顔をする
歯磨きに親が夢中になると眉間にシワがよってしまったりするので、ママも子供の顔を見ながら楽しく歯磨きする事が大切です。
まとめ
歯磨きをサポートしてくれて克服させられる頼もしいアイテムは多数販売されているものの、選択肢が豊富であるからこそ子供が嫌がっている原因を見極める必要性があり、見境なく便利アイテムを手に入れても無意味になってしまいます。
親にとって意外性が感じられるのは、歯磨きの時間になると無意識的に恐ろしい様子になっているという事であり、手間に感じる上に嫌がるのをわかっているからこそつい力を入れすぎて、子供が親が怖いと判断し悪循環に陥ります。
しかも、そのような時は嫌がる我が子を強い力で押さえつけて動けないようにしてしまうので、尚一層恐怖心が煽られて歯磨きの時間になると逃げ出してしまいます。
他にもまるで自分が歯磨きをしているような力加減でブラッシングを行い、痛いというのが理由になる事例も多いです。
歯磨きは強い力で行っても無意味ですし、むしろ歯ぐきに傷がついて化膿してしまったり、歯の表面が削れて虫歯になりやすくなります。
歯を守ってあげるのは親の役目です、泣いて泣いて毎日辛い時間になりがちですが、気合いを入れて、色々試してみて下さい。