赤ちゃんが歯磨きを嫌がる？歯みがき嫌いにさせないコツ
赤ちゃんが歯磨きを嫌がるのには、何らかの理由があることがほとんどです。
日によっては眠たい・お腹がすいたなどの理由で機嫌が悪いこともあるでしょうが、それはタイミングをずらせば解消することができます。
それ以外で常に嫌がる場合には何か原因が隠れていることが多いので、それを理解し対処することで歯磨き嫌いが解消されることもあります。
子供が歯磨きを嫌がる理由は？
まずどんな理由で歯磨きを嫌がっているのか理解することから始めます。
ですが赤ちゃんは言葉を喋らないので、理解することは容易ではありません。
そんな時は段階を進めながら嫌がるポイントを確認していきます。
最初は親が見ている状態で歯ブラシを赤ちゃんに持たせ、どういうリアクションや行動を取るか確認します。
歯ブラシそのものを嫌がる？嫌がらない？
この時歯ブラシをくわえて嫌がるのであれば、毛先に違和感を感じているのが原因になります。
柔らかい毛先の歯ブラシに交換したり、痛みを感じないものからスタートすると解決することができます。
次に歯ブラシをくわえてて嫌がらない場合は、その後の過程に問題があるケースが多いのです。
赤ちゃんは自分で歯磨きができないため、親が磨いてあげることになります。
その間ずっと口を開けていることが苦痛になっていることもあるのです。
その場合は最初は嫌がらずに磨かせてくれますが、途中で嫌がるようになります。
この時、口の中に唾液が溜まっていないかや口を開けすぎていないかチェックします。
嫌がったらすぐにやめて、唾液を出させたり口を閉じさせて休憩します。
歯磨き時の体勢を見直してみる
また上を向いて磨くのが嫌というケースもあり、そういう時は座ったままで磨いていきます。
この時、唾液が下に流れ出てしまうため、タオルで抑えたり入浴時にお風呂場で磨くなど工夫する必要があります。
それでも嫌がってしまう時は、磨いている時の親の様子に問題があることもあります。
子供は親の様子を見ている
無理やり抑えつけて磨いたり怒った顔で接していてはトラウマになってしまい、どんどん嫌いになって悪循環になります。
お母さんが対応して泣いてしまう時は、お父さんに交代してもらい様子を見るのも効果的です。
それで嫌がらないのであれば、しばらくはお父さんにお願いして慣れさせる方法もあります。
これらの方法でも効果がない時は、なんでも嫌という時期に赤ちゃんが突入している証拠かもしれません。
自分以外の人に何かされるのを嫌がる場合も
この時期は自分でなんでもやってみたいという好奇心が強くなり、強制されることに極端に反応するようになります。
一度機嫌を損ねるとその状態を長時間続けることもあるため、対応が難しい時期でもあります。
この時期はとにかく最初は自分でやらせてあげることが必要で、その中で親が仕上げ磨きを行えるように仕向けていきます。
赤ちゃんの興味が分散される工夫をするのが効果的で、鏡を持って自分の歯を見せながら行うと鏡に興味がいくので、その間に仕上げ磨きを行ってしまいます。
手鏡などを持たせてあげると遊びながら楽しんでできることもあり、様子を見ながら進めていきます。
他には何かをしながら同時に行うのも効果的で、お風呂で湯船に浸かりながらだと服を汚す心配も無く、遊びの一環として取り入れることができます。
子供が親のマネをしたがる
また親が歯磨きをしている様子を見せて、興味を持たせる方法もあります。
大げさに磨いている様子を見せたり、楽しいことと思わせることができれば興味を持ち、自分もやりたりと考えるようになります。
そのタイミングで磨くようにすると、嫌がることも無くスムーズに磨けるようになるのです。
子供の様子に合わせてできる工夫をしてあげると、歯磨きが嫌いにならなくなります。
気分が乗らない時は環境を変えたり、歯ブラシを取り換えてみるなど上手に興味を持てるように促してあげるのが効果的です。
