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子供の歯の黄ばみは歯磨き粉で落とせる?黄ばみ落としのための歯磨き粉の選び方


子供には歯磨きの習慣をしっかりつけさせたいもの。
ところが、しっかり毎日歯磨きをさせているはずなのに良く見ると我が子の歯がずいぶんと黄色い・・・そんなショッキングな経験は子育て中の親御さんなら誰しもあるかもしれません。

このまま歯が黄色いままだと見た目が良くないし、お友達からからかわれたりいじめにあったり等、心配になってしまうことも。

そんなときは、黄ばみの原因をしっかりと把握してから対策をとるようにしましょう。

歯の黄ばみの原因とは?

歯の黄ばみは子供だけの問題ではなく、親御さん自身にもあらわれる可能性があります。

笑顔になったときに自信が持てるよう、白い歯の作り方を子供さんをきっかけに学んでおく必要があるのです。

人間の歯の構造は内部の象牙質と、表面のエナメル質に大別されます。象牙質は実は真っ白いものではなく、クリーム色(人によってはやや黄色味を帯びています)であるため、この色が体質的に最初から黄ばんでいる場合もまれにあります。

とはいえ多くの場合は、以下に挙げる理由が黄ばみを生んでいることがほとんどです。

まず、ステインが歯の表面についてしまっている場合。

ステインは、色のついたガラスをステインドグラス=ステンドグラスと呼ぶように英語で「しみ、着色」という意味です。他のサイトでは茶渋と言ったりしていますが、厳密には茶渋は茶碗や急須に付着した茶による垢をさします。

このステインは赤ワイン・コーヒー・ソース・カレーなど、色の濃い食品全般に含まれています。

ワインやコーヒーは子供があまり口にしないものですが、お茶やソース、ケチャップ、カレーなどが大好きな子はステインが付着している可能性が高いです。

それなら、ステインクリアという成分によってステインを浮かして除去できる便利な歯磨き粉があるじゃない!
と思うかもしれませんが、子供に使うものなので、ステインクリアの効果ばかりに注目せず、成分全体をチェックする必要があります。

特に洗浄成分でラウリル硫酸Naが配合されている場合は注意が必要です。
子供用の歯磨き粉を選ぶ際には効果よりも成分の安全性を重視して選ぶことをおすすめします。

研磨剤でこすって黄ばみを除去するという方法もありますが、研磨剤も子供用歯磨き粉にはおすすめできません。

ステイン以外の黄ばみの可能性は?

もしステインの付着でない場合は、歯表面のエナメル質に傷がつき、そこに汚れがたまって黄色く見えている可能性も考えられます。

こう言った場合は、汚れを落とすことと同時に歯の表面を修復することが効果的です。

汚れを落とすには歯ブラシでしっかりと磨いてあげることが大切です。
ただ、子供が歯を磨き残しなく磨くのは難しいのでお母さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。

研磨剤が入っている方が汚れ落ちが良さそうに思えますが、柔らかい乳歯には研磨剤は入っていない方が良いです。

きちんと汚れを落としたあとには、歯の再石灰化を助ける働きのあるフッ素入りの歯磨き粉でケアをしておきましょう。

ただ、フッ素は歯を強くするということで歯科医師の多くも推奨していますが、フッ素は体内に入ると良くないため、うがいができず、飲み込む恐れのある赤ちゃんなどのお子様の場合にはフッ素入りは避けた方が良いかもしれません。

欠けた歯の再生などは再生医療の研究がまだまだ追いついてはいませんが、微小な歯表面のキズであればこういった再石灰化作用のある歯磨き粉で修復できる可能性があります。

つるつるとした表面に戻れば、汚れは溜まりにくいため黄ばむことも少ないでしょう。

黄ばみ対策は医療機関に任せるのもおすすめ

子供用の歯磨き粉は大人用と違って界面活性剤や研磨剤といった様々な作用をもたらす成分が入っていることが多いです。

そういった成分は子供の健康面を考えると無添加であることが望ましく、そうなると大人に比べ子供の黄ばみ対策はしにくいとも言えます。

そのため、子供の場合は安全性を重視し、黄ばみ対策やフッ素治療などは歯医者さんに任せるのも良いでしょう。ご家庭ではしっかりと歯磨きによる口内ケアを行い、その他は定期的に医療機関を受診してみるのも良いかもしれませんね。

子供の歯磨き習慣を身に付けさせるのはご両親の役目

実際、子供が小さいうちの歯のケアは「どうせ乳歯で生え変わるから」という理由でついつい手を抜いてしまう親御さんも多数います。

しかし、歯の磨き方や頻度、歯磨きに対する意識などはある程度成長した後は誰も教えてくれず、大人になってもそのままという方がほとんどです。

永久歯は文字通り一生ものであり、8020運動など歯の健康が高齢になったときに全身の健康に影響するため幼少期に正しいオーラルケアの習慣をつけておくことはその子の生涯にわたって有効な財産となるでしょう。

きれいな黄ばみのない白い歯、さわやかな息で接すれば対人関係もうまくいくものです。

逆に黄ばんで汚れた歯、口のニオイがある状態ではなかなか社会に溶け込むことはできません。

子育ての重要な柱として、黄ばみ対策をはじめとするオーラルケアの基本をしっかり学んでもらうことが大切です。

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