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歯磨きで子供の歯茎から血が出た!考えられる原因と対策は?


子供の歯磨きで歯茎から血が出る場合があります。
その際の原因は複数あり、また症状によって対策法も変えなければいけません。

ここでは子供の歯茎からの出血の原因や対策についてみていきます。

子供の歯茎からの出血の原因

考えられる原因に歯肉炎が挙げられます。

歯肉炎は歯周病になる初期の段階で、その中間には歯周炎という症状もあります。

初期段階で適切に対策を行えば進行を抑制することも可能です。
歯肉炎の場合は歯茎から血が出るほか、腫れも確認することができます。

歯肉炎が発生する原因のひとつは歯垢ですが、歯垢が主な原因の場合は不潔性歯肉炎と呼ばれています。

その際には歯の周りの汚れをしっかりと取り除くことで改善することが多いです。

歯ブラシは大きく動かさず、歯と歯茎の境目を意識しながら細かく動かすことが大切です。

ただ子供の場合、刺激による痛みで嫌がりがちですから慣れさせながら磨いていくようにしましょう。

歯の生え変わりを迎える子供の場合は萌出性歯肉炎の可能性もありますが、特に永久歯の奥歯が生える時に起こりがちです。

奥歯は長い間、歯茎の中に隠れているために磨きくく、さらには他の歯によっても見えにくくなるゆえに気付かない場合があります。

結果的に汚れが溜まって腫れや噛むと痛いといった症状が出ることがあるのです。

萌出性の場合も歯磨きが基本ですが、磨きにくい場合があるため、いつも以上に丁寧に磨くことが大切です。

思春期性歯肉炎もひとつの原因に挙げられますが、これもまた歯垢が引き金となります。
ただ歯垢が原因になるだけでなく、ライフスタイルの変化も影響してきます。

思春期頃になると栄養バランスが乱れやすい食事や、夜型の生活になることも多いですが、それらの影響でホルモンバランスが乱れ抵抗力も下がりがちです。年齢的にも自分で磨くようになりますので、歯磨きがおろそかになり症状が進行することも多いです。

改善のためには丁寧な歯磨き及び、生活習慣を整えていくことが大切と言えます。

歯肉炎はこうした種類がありますが、もし進行してしまうと歯周炎になる可能性も考えられます。

そして進行した結果、若年性歯周炎が起こることがあります。
特徴は一般的な歯周炎と比べても進行が急速なことです。

免疫機能の遺伝や免疫力の低下によって発生しやすいこともあり、小学生くらいの年齢でも起こり得ます。

対策のためには日々の歯磨きや定期検診に加え、歯科での歯石除去や抗生物質を用いるケースもあります。

また、重症な場合は歯茎を切開し、中の歯石を除去するという外科的治療になることもあるでしょう。

子供の歯磨きで血が出てしまう原因にはこのような歯茎の病気が考えられますが、その他にも単に磨き方が良くないために出血に繋がっている可能性も挙げられます。

特に力を入れて磨いている場合は注意が必要です。

健康的な歯茎からは簡単に出血はしないものの、しかしながら大人の場合と同じような感覚で強めに磨いてしまうと負担になり得ます。
子供の歯茎はデリケートですから優しく磨くことを意識しなければいけません。

歯磨きの際の歯ブラシの使い方がポイント

なお、優しい磨き方のためにも、歯ブラシには軽く手を添える程度の感覚で持つようにし、その上で細かい動きを意識して行うのがポイントです。

歯ブラシを強く握って大きく動かすと無意識に強めになりますから注意が必要です。

もし磨き方に原因がないようなら上述した症状を疑う必要がありますが、歯と歯茎の健康のためには軽視せずに適切に対処していくのが基本と言えます。

若いとは言え歯周病になるリスクはあり、そして歯周病になった場合、時には抜歯に至ってしまうこともあるのです。

歯周病は自覚症状が持てないままに進行していることもありますから、症状が重くなってしまう前に対策ができるよう注意深く観察する姿勢が求められます。

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