子供の歯磨きちゅうの喉突き事故に注意!対処法は?
小さなころからつけておいた方が良い習慣の一つに歯磨きの習慣があります。
歯磨きは、子供のころだけで終わりではなく、一生ずっと続けていかなければならないものですので、親は子供が生れてから離乳食を食べるようになるころには歯を磨く習慣をつけさせる必要が出てきます。
とはいっても、1歳になったばかりの子供が自分で歯を磨くわけがありませんので、最初は親が歯を磨いてあげることが必要になるでしょう。
2歳ぐらいになると、いよいよ歯が生えそろってきますので本格的に歯を磨くことが重要になるのは周知の事実です。
3歳になり子供も大人がいうことを理解するようになると子供自身に歯を磨かせてもよいかもしれませんが、この時には必ず親が仕上げをしてあげることが重要になります。
少なくとも乳歯が生えているうちは、親が歯を磨くことを手伝ってあげなければならず、歯を磨く習慣をつけることも教育の一つと考えれば納得して行うことができるでしょう。
仕上げ磨き時は見えない部分もしっかり磨く
子が歯を磨く際に大人としてはいくつか注意をしなければならないことがありますが、そのうちの一つが目に見えない部分をしっかりと磨いてあげることです。
子に磨かせる場合でも、表面的な部分をきれいにしますが目に見えない部分はなかなかきれいにすることがありませんので、親がその分磨いてあげることも大事です。
ですが、最終的には子が一人で磨くようにしなければならないため、どのような部分が虫歯になりやすいかを小さな鏡を使って見せてあげることも重要になります。
そうすると、子は自分の歯の磨き方が不十分であることに気がつき、丁寧に磨くようになる可能性が高くなるでしょう。
危険!歯ブラシの喉突き事故
もう一つ注意点があり、それは歯ブラシで喉を突いてしまうことです。
歯ブラシで喉を突いてしまう事例は例年起こっており、今に始まったことではありませんが、親としては何が何でも防止しなければならないことの一つです。
のどの奥に当たり、痛みが伴うだけであればまだそれほど問題はありませんが、中には出血してしまう場合もあることを知っておきましょう。
また、場合によっては入院をしなければならないこともありますので、細心の注意を払って歯を磨かせるようにする必要があります。
喉突きに多いのは1歳児になり、次に2歳児が多くなっているのが現状です。
3歳児もいますが1歳時などに比べると人数が減ってくる傾向にあるでしょう。
1歳になるとすでに歩き回ることができますが、安定して歩くことはできないためのどに刺してしまう傾向があります。
この点2歳児や3歳児は1歳時に比べると安定感があるものの、大人に比べると体に対して頭が重たいため転びやすい傾向はあるといえるでしょう。
4歳以上になると一気に減少して、6歳になるとかなり数が少なくなります。
そのため、まずは一歳時の転倒を防ぐための対策を施さなければ、問題解決には結びつかないことがわかってくるでしょう。
歯磨き中に喉を突いてしまうことを防ぐためには、まずは喉突き防止の歯ブラシを使う必要があります。
日本刀のさやのようなものが付いておりのどの奥までささらないような歯ブラシもありますので、心配な場合はそれを使いましょう。
特に道具を使わなくても、ふだんから寝かせるか座らせる状態で歯を磨いていえば検討するようなこともありませんし、そもそも歯ブラシを持っていないため喉突きが起こりえないことになります。
2歳の終わりから3歳以降は話せば通じることが多いですので、言い聞かせることもできるでしょう。
それでも心配な場合には歯を磨いている時だけ親が目を離さないようにしておく必要があります。
とはいえ、子が二人以上いる場合には一人の子供の歯磨きに集中してしまい他の子が見えなくなっている可能性があります。
その場合には指サックを使って歯磨きをするような習慣にすれば事故が起こることは限りなく少なくなるでしょう。