正直役に立つの?子供の歯磨き時の歯みがきミラーの活用法
子供がいる親の役割としては、食事や住むところを確保すること、そして教育をすることも重要になりますが、生活習慣としては歯磨きを徹底することも重要になります。
子供のころは乳歯しか生えていませんが、甘いものをよく食べる子供の場合は虫歯になりやすいため徹底して歯を磨くことを必要としています。
それと同時に、小さいうちから歯磨きの習慣をつけていれば、将来大人になった時も自分で歯磨きをする習慣が残り、口の中を健康的に守ることができます。
歯磨きは、単に虫歯にならないだけでなく、将来的に歯周病の防止にもなるため非常に有用なことです。
思い通りにならない子供の歯磨き対策
子供の歯を磨く場合には、口をあけない場合や口をあけたとしてもすぐに口を閉じてしまうため、歯磨きをするのは難しくなります。
ある程度の年齢に達すればいう事を聞くようになり口の中を素直に分けてくれますが、その場合にはより丁寧に磨くために様々な工夫をすることも必要になるでしょう。
その一つにミラーを使って歯磨きをする方法が考えられますが、この方法は歯医者さんが使っているような直径2センチほどの丸い鏡を使い目に、見えない奥の方を丁寧に磨いていくときに役立ちます。
ふだん丁寧に歯を磨くことができているように感じていても、実際には目に見えない部分がきれいに磨かれていない可能性があり、そこから虫歯が発生してしまうこともあるでしょう。
ですが、ミラーを利用することができれば普段見ることができない部分を見ることができ、今まで弱点だった部分を徹底してきれいにすることが可能になります。
そのような意味では、ミラーを使うことで虫歯をなくすことに貢献することは間違いなく、非常に便利な道具と言えます。
その一方で、あまり口を大きくあけない子供や口の中に歯ブラシとミラーを同時に入れることを嫌がる子も多いですので、人によっては使い勝手が悪く利用しない方がよい場合もあります。
いずれにしても、一度利用してみてうまくいくかどうかを観察してみると良いかもしれません。
子供の年齢に応じてミラーの使い方を変えるのもおすすめ
もしその方法でよければ、そのまま使い続けてみるべきですが、口をあけてくれない子や過剰に上がる子に関しては無理して使い続けるのではなく別の方法を考えるか、子を諭してから口の中を鏡で見る方法も考えられます。
例えば、まだ小さいうちは物に対して敏感ですので言うことを聞いてくれれば何か買ってあげると伝えるだけで素直に言うことを聞いてくれることが多くなります。
ミラーを使う場合は年齢によっても若干異なりますが、歯が生えてきたばかりの1歳ぐらいのころは長い時間小さな鏡を口に入れると大変厭がるだけでなく棒の部分を噛んでしまい危険です。
この場合には、鏡を入れたまま歯を磨くのではなく最初に鏡で確認をし、それからすぐに歯を磨くと良いでしょう。
とはいっても、歯が生えてきたばかりの2歳ぐらいのころは前歯が2本程度と奥歯が少し頭を見せている程度ですので、そこまで徹底して鏡を使う必要はないとも言えます。
問題は2歳からになった時ぐらいで、奥歯の方も何本か出てくるといよいよ本格的に歯を磨かなければなりませんが、このとき鏡が大活躍する可能性があるでしょう。
ポイントとなるのは前歯の裏側と奥歯の目に見えない部分になりますが、その分だけであれば簡単に確認して歯を磨いてしまえば問題ありません。
4歳ぐらいになってくると、幼稚園や保育園に通っているころですので、すでに自分で積極的に歯を磨く場合もあります。
この時には、子が自分で歯を磨いているので安心して放置をしてはいけません。
自分で磨くといっても、歯を磨く習慣をつけるといった点においては良いことですが、きれいに磨けているかどうかは別でしょう。
このときミラーを使って磨けていない部分を教えてあげると自分で上手に磨けるようになる可能性があります。